復讐はするだけで体力も使うし、その相手の事を考えると余計に知恵や体力も使います。ひと言で言ってしまうととても体力などを疲弊するものだということです。

そういった中でリベンジは何もならない、解決しないと言われるのは何故だろうか。リベンジというのは行った所で相手へダメージを与えただけで、自分の中でスカッとするという、いわば達成感を得るためのものだけとも言い切れます。達成感を得るということは、ある種の自身の中での充実感にも
似た感覚を味わう事になるでしょう。

あなたはなぜ復讐したいのか

いわば、自己満足の世界に似ている所があると言えるのではないでしょうか。報復することの最大の目的だとか、理由であるとかそういった部分をまずは考えて見るべきなのです。なぜ、その相手へ報復しようと思ったのか、なぜその必要性があるのか改めて考えてみると、報復する事への意味を見出します。

そして、その必要性を見出すと、報復しただけでは何もならないという事の意味が分かります。そもそもの理由として、なぜ報復したいと思う所から考えてます。

相手にそれ相応の仕打ちを受けて来たとか、嫌がらせを受けてきたとか。会社や組織などでの上下関係で無理を強いられる事が多々あり、無理難題の課題を押し付けられ激しく叱責され、いわば仕事の押し売りのような事を強要されていた、なんて言う事は多々あります。そのような、日常的な部分から
起こり得る報復と理由というのは、根が深くいわば報復をしたところで、また同じような自体を生み出す、作り上げるという事で、根本的な解決には至りません。

復讐は復讐を。憎悪は憎悪を生む

さらなる憎悪を生み出すだけの形となり、あなた自身の人格や品位を著しく下げるだけの結論ともなり兼ねません。そうした所から、報復を行った所で何もならないというのは、根本的な意味合いでそれだけでは解決に至らないという意味合いが多く含まれています。

では、どうするべきなのか。

もし、会社や学校などで起こり得ているのならば、配置転換をしてもらう、クラス替えを申し入れるなど、環境を変えてみる必要性から整えてみてはいかがでしょうか。会社や学校など組織ごと変える、または引っ越しをして住む場所まで全て変える手段もありますが、いきなりそこまでするのも大きな負担となります。

段階的に行えばよいものであって、全てであなたが負担する必要性はありません。人を変える事は出来ませんが、自分を変える、環境を変えること自体は難しくはありません。まずはそのあたりから変化されてみてはいかがでしょうか。

しかし・・・

それでも我慢ならぬ時に初めて復讐するという選択肢が出てきます。いきなり復讐を考えると理性を失いますのでまずが世間の道徳に耳を傾けてみましょう